首都圏大停電と報道
2006年8月24日月曜日、首都圏の139万世帯に影響を与えた大停電が起きました。東京都の広い範囲と、神奈川県、千葉県の一部で午前7時38分から約3時間の大停電です。
地下鉄はもちろんのこと、道路の信号機、ビルのエレベーター、スーパーの冷蔵庫、電気を使っているあらゆるものが一斉に止まったしまったのです。
通勤時間帯であっただけに、駅や道路は大混乱したようです。
この大停電のニュースが朝流れ始めたとき、1995年3月20日朝に起きた忌まわしい事件のことを思い出しました。「地下鉄サリン事件」です。
理由は分からないが、通勤時間帯に地下鉄が止まり多くの人が倒れ、そして消防車が何台も集まってくる。最初はいつものように通勤時間帯の電車の遅れだろうと思っていると、少しずつニュースが流れはじめ、とんでもない事件が起きたのだということが分かってくる。
今回の大停電が起きたときも単なる事故ではなく、何かしら事件の可能性があるのではないかと、嫌な予感が走りました。
午後になり、停電の原因に関するニュースが流れ始めました。私の嫌な予感は幸いにしてはずれました。事件ではなく、事故でした。
報道によると「東京都と千葉県の境を流れる旧江戸川にかかる送電線を、作業準備を進めていたクレーン船のクレーンが接触して切断した」ことが原因のようです。
テロなどが原因でなくて良かったのですが、この原因について報道されるようになって今度は別の考えが頭をめぐり始めました。
「えっ!クレーン船が送電線に接触しただけで、首都圏でこれだけ大規模な停電になってしまうわけ?」
「もしかして、誰か悪いことを考えるやつがいたら、簡単に首都圏を一時的なマヒ状態にできるわけ?」
「それって、怖いことじゃない?」
ニュースでは原因について細かく報道しています。どの位置のどれくらいの高さにある送電線が今回のような首都圏の大規模停電を起こす送電線なのか、日本中が理解しました。(もしかして世界中)
もしかして、これってと無防備で恐ろしいことではないでしょうか?
国民には知る権利があるのでしょう。だからこそ、東京電力も原因調査にあたったいろいろな官庁も情報を開示したのだと思います。
でも、これってもしかして、「東京を攻めるならここだよ~!」って、世界に知らせるというとても不安な報道だったようにも思います。危機管理を考えると、詳細報道はいかがなものだったのでしょうか・・・・。
ちなみに、大停電は東京ディズニーランドにも影響を与えたようです。午前8時予定の開園が約50分遅れたそうです。












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