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Thursday, September 30, 2004

ニュースキャスターのコメント

 以前、有名なテレビのビジネスニュース番組でブログ(blog)が取り上げられたことがあります。少しずつではありますが、ブログ世の中に広まっていっているという現象を紹介する内容でした。

 その番組のキャスターのひとりがブログを実際に作成し、情報発信してみて、その簡便さとトラックバックやコメントによる反応のリアルさの驚きを紹介していました。しかしながら、ブログが乱れているものもあるインターネットの電子掲示板と似た性格のものであるためか、メインキャスターの反応は、「自分を名のらず、無責任な事を書きこむインターネットの世界はまだまだ怖いものがある」というものでした。

 ブロガー達は、このメインキャスターのコメントに「何もわかっていない」と憤慨していたようです。

 でも、良く考えると、そのメインキャスターの反応はまったく常識的な意見かもしれません。一般の多くの人がインターネットに持っている印象をそのままを口にしただけのような気がします。

 インターネットはまだまだ一般の人には危険を感じる世界なのでしょう。「渋谷センター街」「新宿歌舞伎町」「茶髪にピアス」・・・・・。これらの言葉に影のある印象を持つ人が多いように、インターネットという言葉にも、まだまだネガティブな印象を持っている人も多いと思います。

 テレビというメディアで話しをするキャスターは、一般の生活者とできるだけ同じ感覚でコメントをするので良いと思います。

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Wednesday, September 29, 2004

情報の鮮度と腹具合

 広報は情報を取り扱う仕事です。情報は生物(なまもの)です。生鮮食品と同様、鮮度が重要です。鮮度の高い情報でなければニュースではありません。
 ただ、鮮度が重要だからといって、なんでもすぐに食卓に並べれば良いというものではありません。旬というものがあります。季節はずれの食品を目の前にならべられても食欲はでません。また、お腹がいっぱいの時も同様です。
 情報は記者の食欲がます時期の空腹時を狙って提供してあげると、美味しく食べてもらえます。とって出しのような情報発信ではなく、情報の受け手のお腹の具合を考慮した情報提供をしていく必要があると思います。

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Tuesday, September 28, 2004

NEET

 「ニート」という言葉が最近マスコミで取り上げられています。英語の言葉で「NEET」、Not in Education, Employment, or Training の頭文字です。つまり、学校に通っておらず、働いても、働くための職業訓練も受けていない人のことです。ただ、この「ニート」には、学校に行きたくても行けず、働きたくても働けないというのではなく、学ぶ気も、働く気もないという意味合いがこめられているようです。

 この言葉、1999年に英国の内閣府が作成した報告書の中で初めて使われたことばのようです。日本にはこの「ニート(NEET)」が25歳未満で40万人いるそうです。

 物事を広く多くの人に知ってもらうには、その物事に名前をつける事が大切です。良い名前を着けると、マスコミも人々もその名前を口にし、広がっていきます。この「ニート」は「フリーター」などと同様、社会にひろまっていく言葉のような気がします。

 しかしながら、「ニート」などという、以下にもしゃれた良い名前を付けられると、肯定的な響きがあり、「ニート」であることを自慢する人達が増えてくるのではないでしょうか。
 流行らせたいものには、良い名称を付けることがとても意味あることだと思っています。ですから、流行ってもらっては困るものに、あまり爽やかな名前をつけるのはどうかな、と思います。

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Monday, September 27, 2004

お店のおもてなし

 仕事でお客様を夜の街にお連れすることもあります。食事をしながらいろいろの業界の話しや当社の取り組みなどについて意見交換のします。時には食事が終わっても、まだまだ盛り上がっているため「もう一軒!」などということもあります。

 食事の後に行くお店にはいろいろなところがありますが、バーとかスナックとか、時にはちょっと奮発してクラブとか、お店の人がいろいろともてなしてくれるところが中心になります。どういう呼び名であっても、そのお店のもてなしには二種類あるようです。

 そのお店にお客様を案内した人をもてなすお店と、案内されたお客様の方を大切にしてくれるお店の二種類です。

 どちらのお店も、「また来てもらいたい」と思ってのことだと思います。でも、お客様をお連れした以上、お客様を大切にもてなして欲しいものです。

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Sunday, September 26, 2004

数字のひとり歩き

 赤ちゃんがひとり歩きを始めると、まわりのみんなは喜びます。ところが企業の広報をやっていて、ちょっと細かい情報を開示しようとすると「数字のひとり歩きが怖い」という理由で、社内からもう反発を受けることが良くあります。

 「数字のひとり歩きが怖い、だから情報は公表しない」という理屈は正しいのでしょうか。

 数字のひとり歩きの恐怖から逃れるためには、、(1)ひとり歩きしても気にしない、(2)ひとり歩きさせないというふたつの方法が考えられます。二番目の「ひとり歩きをしても気にしない」というのがとても楽な方法です。芸能人がスキャンダルを週刊誌や芸能誌にかかれても、気にせず堂々としているというようなことでしょうね。

 次に「ひとり歩き刺せない」という方法を考えてみます。なぜ、開示した情報がひとり歩きするのか・・・。それは誤解をさけるために必要な周辺情報の開示が足りないからではないでしょうか。数字はとても具体的な情報なので、説得力があります。その数字だけを公表するからひとり歩きするのです。その数字の背景や周辺の情報を常日頃から公開していくことで、勝手な解釈はされなくなるでしょう。

 それでも数字のひとり歩きが怖いのならば、都合の悪いことだけでなく、ぜひ記事にしてもらいたいようなことも、何も情報開示しないことでしょう。都合の良いことだけ話題にして欲しいというのは、広報の世界ではまったく身勝手なことのように思います。 

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Wednesday, September 22, 2004

テレビというメディア - ライブドア 堀江社長

 ライブドアの堀江社長がIT業界以外でも話題の人になっています。プロ野球に参加するとかできないとか・・・。

 堀江さんに直接会ったこともなく、その人柄は知るよしもありません。すべては報道された内容で判断するしかありません。

 今回のライブドアのプロ野球への参入の話し、最初の頃の新聞報道で得た堀江社長の印象は正直あまりいいものではありませんでした。「お金はあるんだ」なんて発言が印象的で、どちらかというと「イヤな若造」というイメージを持っていました。

 やがて本件で堀江社長も雑誌やテレビのインタビューなどに盛んに登場するのようになりました。どこの局かは忘れましたが、報道番組の一部で朝から一日テレビカメラが堀江社長を密着取材し報道していました。

 テレビというメディアはその話しの内容よりも、話し方や振る舞い、人柄などが強く伝えられます。もちろん実際のオンエア時間の40から50倍のビデオテープをまわし、編集によりテレビ局の都合の良いところばかりを編集されるという危険性はありますが、ほんの数上秒のオンエアでもその人柄というものは伝わります。

 テレビで報道された堀江社長、けっして不遜なところはなく、落ち着いた印象を受けました。それまでの新聞での活字報道で得ていた印象が代わりました。

 内容よりも人柄などの印象を伝えるテレビのメディアとしての特徴を強く実感したとともに、一日中カメラを同行させたライブドアの広報の姿勢を立派に感じました。

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