« June 2004 | Main | September 2004 »

Tuesday, July 27, 2004

日銀の地下金庫公開

 銀行と呼ばれながらも普段付き合いのある銀行とは違う特殊な銀行がひとつあります。それは小学校か中学校で教わった「銀行の銀行」と呼ばれる日本銀行、略して日銀です。
 日銀は普段の生活で付き合いのあるところではないので、存在は知っていても遠い存在だったかもしれません。普段、日銀の名前を目にするのは、通称お札と呼んでいる日本銀行券ぐらいでしょうか。

 その日銀の金庫が始めて一般市民に公開されるようです。日銀は何をしているところなのかを子供たちに理解してもらうために、夏休み期間中に開催される「日銀夏休み親子見学会」の目玉が地下金庫の一般公開だそうです。

 思いきった取り組みです。セキュリティの事を考えると、金庫を見せることどころか、その場所は場合によっては存在すら隠したくなるものです。にもかかわらず、事前申込者に限定されているとはいえ、公開するというのはかなり思いきった決断です。

 「日銀の仕事を理解してもらい親しみを持ってもらう」ことがねらいというのですが、一般市民に理解してもらい、親しんでもらうために情報公開をしていくことが、日本にとって絶対的存在である日本銀行にも必要な時代になったきたようです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, July 22, 2004

祝!「夕刊フジBLOG」 ブログとメディアとの連携に期待

 おっとびっくり!つい1ヵ月半ぐらい前に「IT News @フジ」というブログを立ち上げ、いろいろ試行していた「夕刊フジ」が本格的なブログサイトを開設してしまいました!(ファンコミュニケーションズのニュースリリース参照)

 すごい勢いですね驚きました。本日7月22日に開設された「夕刊フジ」のブログサイトはその名も「夕刊フジBLOG」というそうで、かなり充実した内容になっています。なにしろ、各記事にトラックバックがつけられるようになっているのは、かなり画期的です。記事に対する反応がすぐに入ってきます。そのひとつひとつを大切にして紙面(本当の紙の「夕刊フジ」)の方向性に役立てていこうということでしょうか。

 斬新な試み、応援します。

 昨日、「WBSブログ」の話も合わせて書きましたが、そのとき紹介したのは、まだ試行版的な夕刊フジのITニュース関連のブログ(「IT News @フジ」)でした。それがわずか2ヶ月たらずで正式なブログサイト立ち上げです。「WBSブログ」も大浜さんにいろいろ試していただき、ブログの特性が理解できたころに、新しい取り組みをしてもらいたいと思います。

 新聞、テレビがいよいよブログと連携し始めました。情報発信のあり方、広報のあり方もこのブログというしくみで今後変わっていくのでしょうね。

追伸:「夕刊フジBLOG」に少しだけ意見を言わせていただくならば、「30-50代の男・・・・」をターゲットにしているのであれば、もう少し文字の大きさが大きい方が目に優しいですね。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

マスメディアとブログ - 「夕刊フジ」&「ワールドビジネスサテライト(WBS)」

 先日、「夕刊フジ」と連携したブログが始まっていることを「新聞とインターネット」と題して書きました。そうしているうちに、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」(WBS)の大浜平太郎さんがブログを始めたことを知りました。

 大浜さんはまだ始めたばかりのようですが、今後「WBSブログ 大浜平太郎」は期待できそうです。ぜひ続けてもらいたいと思います。

 新聞(夕刊フジ)とブログ(「IT News@フジ」)、テレビと(テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」)とブログ(「WBSブログ 大浜平太郎」)、マスメディアとブログとの協調でどういう面白いことができるか、両方とも力まず続けてもらいたいと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, July 14, 2004

「秘められた盛装」・・・C新聞のスクープ

 『フジサンケイ ビジネスアイ』という新聞の連載小説「秘められた盛装」では、今広報が舞台になっています。いよいよ明日、C新聞に提携の話が出てしまいます・・・・。どこから漏れたかは不明ですが、記事になることを知ってしまった広報は・・・・。

 高杉良氏の執筆による小説です。平成2年に『夕刊フジ』に連載していた「その人事に異議あり」のリメーク版だそうです。しっかりと読み応えがあります。『フジサンケイ ビジネスアイ』はJRのKIOSK(キヨスク)でも買える新聞なので、詳細は新聞をお買い求めください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

日経の大スクープ!

 今朝(2004年7月14日)の日本経済新聞でスポーツ紙なみの大きな横見出し「UFJ,三菱東京と統合へ」のスクープ記事が出ています。
 日本経済新聞の一面トップ記事はかなり生煮えな状態で書き飛ばしている記事も多いと思っていますが、今回の件はかなり良質なスクープだと感じます。

 スクープ記事の信憑性をさぐるには、その書き方について注意しています。特に文の締め方です。もしスクープが間違っていたときにも、言い逃れができるような表現になっているときには要注意です。

 今朝の記事、リード文だけを見てもしっかりと締めている文でかかれています。「・・・方針を固めた」「・・・正式に申し入れる」「・・・白紙撤回する意向を伝えた」等々。

 同紙3面に関連記事があるほどなので、かなり準備して記事掲載のタイミングをうかがっていたのでしょう。昨夜の日本経済新聞社内は、他の新聞社がこの事を気づいてないかと、はらはらどきどきの時間をすごしたことでしょうね。
 第一銀行と勧業銀行の合併を日経がスクープしたことを小説にした「大合併」(高杉良)を思い出します。

 今日一日、この大スクープを追ってマスコミ各社がどう動くか。広報としては興味あります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ブランド戦略での営業の役割

 広報活動の目的は企業や商品、サービスのブランド価値の維持・向上です。ブランドにについて阪本啓一氏の著書(*)を読んでいると、ブランドと営業について触れているところがありました。

 ブランドにとって営業の役割は、「売り込み」ではなく、「価値伝達」なのです。

 お客様の心の中にその企業なり商品のブランドイメージを植えつけていくには、経営戦略室とかブランド管理室とかいったいわゆる本社部門だけのとりくみではなく、社員全員がブランド価値を伝えていく必要があるでしょう。特に、お客様との接点を持つ営業の役割は重要です。

『もっと早く受けてみたかった「ブランドの授業」』 阪本啓一著 PHP研究所 2004年7月

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Monday, July 12, 2004

情報開示のターゲット

 広報活動(PR活動)とIR活動を kiyoto_kanda さんはカメラの広角レンズと望遠レンズに例えてご説明されています。(⇒「情報開示」(disclosure.exblog.jp))

 面白い例えですね。確かに広報活動は「世間」に向けて情報発信、情報開示をして、ひろく社会にその企業を理解してもらい、存在を認めてもらうための活動だと思います。それが本来の企業広報の役割でしょう。

 ただ、「広報活動」とか「PR活動」とか言っても、かなり幅広い意味で捉えられているのが現状でしょう。人によっては「企業の広報活動は、狙った人たち、つまり市場に対して、購買意欲を触発するためのメッセージを発信していくことである」という定義をしています。この場合、やはり「望遠レンズ」的な情報発信になるのではないでしょうか。特に宣伝と広報を一体化させたような「マーケット・コミュニケーション」よりの広報活動では、常にそのことが議論されるでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, July 05, 2004

一般消費者向け商品の記事

 商品を広報する場合、その商品に興味のありそうな購買層をターゲットとしたメディアでの記事掲載を希望し、期待すると思います。記事の載った雑誌などを見て、お客様が商品を購入してくれることを期待するからです。

 とすると、一般消費者向けの商品の場合、日本経済新聞や日経産業新聞、日刊工業新聞、フジサンケイ ビジネスアイなどの新聞に記事が掲載されることは意味のないことなのでしょうか?

 そうは思いません。テレビ、雑誌、業界紙などの多くのメディアにとって新聞は情報収集源のひとつだと思います。新聞に書かれているということで、他のメディアもその商品を記事として取り扱ってみようか、取材してみようかという気持ちに少しはなってくれるのではないでしょうか。

 新聞や通信社などは他のマス・メディアに情報を伝える役割も持っているのです。いくら一般消費者向け商品だからといって、新聞に記事が載らなくて良いということはないはずです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, July 02, 2004

情報開示

 企業広報の重要な仕事のひとつに「情報開示」があります。ただ、この情報開示の必要性はなかなか社内に理解してもらえません。
 「なぜ、公表しなくてはいけないの?」
 都合の悪い情報だと、すぐにこう言われます。「広報の仕事とは、企業に都合の良い情報をマス・メディアに書いてもらうこと・・・・」というふうに理解されているのかも・・・・。

 kiyoto_kandaさんがブログで「情報開示」について書かれています。

いままでは、情報開示をすることは後ろ向きの企業活動であると企業内では認識されてきました。なぜならば、製品を売る、サービスを売って稼いでくる部門ではなく、間接部門でしかもあまり必要のない「金食い虫」の部門であるとされてきました。本当にそうでしょうか。

 ずばり「情報開示」と名付けられたkiyoto_kandaさんのブログ、情報開示について社内説得で悩んでいる広報担当者には参考になります。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ブログと広報

 ブログ(blog)とかWeblogとか呼ばれるものが今年になって普及し始めています。この「ココログ」もブログのひとつです。このブログによって、インターネットで個人が手軽に情報を発信できるようになりました。
 情報発信を手軽に出来る道具を手に入れた会社経営者や社員は、ブログを使ってどんどん社外に情報を発信していくことを始めています。

 社長や社員が直接社会に向けて情報を発信するようになってきたことで、マスコミの方は「広報が大変だね」とお話しされているようです。
 もしかして、企業広報の仕事は発信情報を管理統制し、制限しているように思われているからでしょうか。

 企業の情報発信は広報を通してのみ行なうという考え方もあるとは思います。しかし、検閲され管理された上で出てきた情報だけでは社会は納得しないと思います。また、情報は水や空気と一緒。簡単に漏れて拡散していくものです。管理しようとすることに本来無理があるのではないでしょうか。

 広報の仕事は、「情報の統制や制限」ではなく「発信情報の交通整理」のようなものだと思っています。個々に発信される情報に苦虫を噛むより、より正しく効果的に社会に伝わるように、情報発信者に手を貸していきたいと思います。

 もちろん、ブログで情報を企業の情報を発信しようとする方々は、自分の発言ひとつひとつに責任を持ってもらうことが必要です。そして常に誤解を与えず、人を傷つけない表現の仕方について訓練していくことも必要です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, July 01, 2004

探偵さんのチラシ

 「個人情報」の取扱いが過敏なほど話題になっている昨今です。そんなタイミングで出版された『個人情報の現場 - あなたの秘密はここまでバレている』という書籍を手に取りました。

 その内容は、ヤフーBB!やジャパネットたかたの顧客情報流出事件のような話ではなく、調査業、つまり探偵の話でした。

 ともあれ、その書籍に調査業のチラシに関して面白い記述がありました。

 「全体の80%を不安で煽り、残り20%の安心感を(一枚のチラシに)埋め込む」
 「20%の快感は、80%の不快感によって、好感度が数倍に膨れ上がる」

 これって、スイカに塩をかけるとか、お汁粉に塩をひとつまみ入れるということと同じことでしょうか(笑)


| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2004 | Main | September 2004 »